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2012/02/02第73回 先端医工学セミナーのお知らせ

第73回 先端医工学セミナーのお知らせ

2月20日(月)午後6時より先端医工学セミナーを開催いたします。

今回は、崇城大学薬学部教授の前田浩先生と
東京大学大学院情報理工学系研究科教授の生田幸士先生をお迎えし、
先端医療技術に関するご講演を賜ります。


大変興味深いご講演を拝聴できるものと思います。
どなたでもご参加頂けますので、多くの皆様のご来聴を御願い申し上げます。

講演1
講師;崇城大学薬学部 前田浩 教授

演題名:Beyond Boundaries in Cancer Research
(1)感染症における活性酸素の生成と発癌
(2)ナノメディシン型制癌剤のEPR効果による腫瘍へのpinpoint targetingとEPR効果のさらなる増強

抄録
本セミナーの内容は感染による発癌から高分子制癌剤による癌のピンポイント・ターゲティングに
関する広範なものである。
前半は感染における活性酸素(ROS/RNS)の生成誘導と薬剤耐性、変異源性株の出現、
ラジカルスカベンジャーによる抗炎症、抗潰瘍、さらに胃癌、大腸癌の発癌抑制について論じる。
後半は高分子型制癌剤スマンクスの発明とそのリピオドール化剤による制剤道注療法によるピンポイント・ターゲティングについて講演する。
さらに各種ナノDDS型制癌剤による固型癌に標的・集積する現象であるEPR効果(enhanced
permeability and retention effect)について腫瘍血管の構築、腫瘍と炎症局所で産生される血管の
メディエーターを解説する。その原理を応用してEPR効果(腫瘍デリバリー)を増強させ、
難治性固型癌の治療効果増強をさせる臨床応用をスマンクスを実例として論じたい。


講演2
講師;東京大学大学院情報理工学系研究科 生田幸士 教授
演題名;再生医療研究を加速する新発想マイクロナノマシンとロボティクス

抄録
講演者らは、独自に提案研究してきた医療用ロボットやマイクロマシンを、
さらに進化させ、未来医療の中心課題と言える再生医療用の新発想研究ツールを
構築することを進めている。従来の細胞群を対象とした研究から細胞単体の機能探求の
マイクロツールや、多くの条件化での細胞機能の発現を研究するシステム生物学的手法を
加速するマイクロデバイスなど、工学にとっても、新規性、独創性の高い最新の
新技術を紹介する。同時に、創造性教育、リーダ教育に関する試みも紹介する。



日時:2月20日(月) 18:00~19:00


場所:West Wing 3階 内視鏡外科手術トレーニングセンター講義室


共催:福岡医学会

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