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2013/06/24第86回 先端医工学セミナーのお知らせ
第86回 先端医工学セミナーのお知らせ
7月2日(火) 19時00分より先端医工学セミナーを開催いたします。
今回は、金沢大学大学院恒常性制御学分野 教授 金子 周一先生
をお迎えし、肝臓に関する細胞治療のご講演を賜ります。
大変興味深いご講演を拝聴できるものと思います。どなたでもご参加頂けますので、
多くの皆様のご来聴をお願い申し上げます。
講演テーマ: 肝臓病に対する細胞治療
講演要旨:
教室では、細胞を用いた治療法の開発研究として、肝がんに対する免疫療法と、
肝臓の再生医療の研究を行っている。
肝臓の再生医療の研究を行っている。
がんに対する免疫療法は高度に進行したがんを対象とすることが多いが、肝がんは
治癒切除を行っても、年率にして20%以上の再発をみるため、
治癒切除を行っても、年率にして20%以上の再発をみるため、
我々は再発を抑制する免疫療法の開発研究を行っている。これまでに実施した
樹状細胞療法の臨床研究を含めた成績を示す。また、
樹状細胞療法の臨床研究を含めた成績を示す。また、
ペプチド治療の研究も実施しているため、あわせてご紹介する。再生医療の研究では
骨髄に比して脂肪組織は間葉系細胞が豊富であることから、
骨髄に比して脂肪組織は間葉系細胞が豊富であることから、
脂肪組織由来の間葉系細胞を用いた肝硬変の治療を研究している。
基礎研究の結果と合わせ、現在、ヒト幹細胞指針に従い実施しているので、
基礎研究の結果と合わせ、現在、ヒト幹細胞指針に従い実施しているので、
このあたりの苦労話を併せて臨床研究の成績を報告したい。
日 時:7月2日(月) 19:00-20:00
場 所:総合研究棟 1階 セミナー室