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2015/08/11第102回先端医工学セミナーのお知らせ

821日(金)16時より先端医工学セミナーを開催いたします。

今回は、MU研究所 所長 望月 剛先生をお招きして
「超音波を用いた診断と治療 ― その最近の動向 ―」と題してご講演を賜ります。

大変興味深いお話を拝聴できるものと思います。皆様のご来聴をお待ちしております。

抄録:
超音波診断装置は非被曝性とリアルタイム性により、他の医用画像診断モダリティと差別化され、診断装置としての地位を確立している。その特徴はCTMRIと同様に体内の断層画像を観察できるのみならず、ドプラによる血流分布画像(カラードプラなど)や血流速の定量計測も可能であり、最近ではそれらに加えて組織の硬さ情報が得られるエラストグラフィなどの機能も提供されるようになってきた。しかし、超音波の応用は検査のみならず治療応用への可能性も高く、その研究が現在盛んに行われている。例えばリアルタイム性を利用した超音波画像ガイド下での穿刺や内視鏡手術の超音波ガイドとしては以前から行われているが、最近ではガスの代わりに水を充満たした腹腔内での超音波ナビゲーション下内視鏡手術も研究されている。さらに超音波のエネルギーを直接治療に用いる高集束型超音波(HIFU)が臨床応用されている。これは高密度の超音波エネルギーにより腫瘍などを焼灼治療する方法である。また超音波により薬剤の抗癌作用を活性化する方法などはHIFUよりも低いエネルギーで治療が可能となる特徴を有することから、次世代の超音波治療として期待されている。この講演では超音波用いた診断と治療応用の動向について紹介を行う。

日時:平成27821日(金)1600
場所:北棟2階 先端医工学診療部


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