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災害医学
効果的な災害訓練の研究
九州大学では毎年の病棟災害訓練を行っています。・対策本部の在り方 (CSCA TTTの確立)
病棟被災情報の集約
傷病者受け入れの判断
定期的なブリーフィング
・傷病者受け入れ対応の構築
令和4年度は、10月25日に、警固断層においてマグニチュード7.0、震度6強の地震が発生したという想定で病院災害訓練を行いました。病院長を中心に災害対策本部を設置し、本院被災状況の把握と対応の訓練を行いました。また、災害時の傷病者対応ができるよう、傷病者の程度に応じた4つの診療エリアの立ち上げと、対応訓練を行いました。
本訓練では、各災害診療エリアにタブレット端末を設置して対策本部と遠隔でつなぎ、対策本部のスクリーンに映る映像から各エリアの状況を把握できるようにする、といった新たな取り組みを試験的に導入しました。
九州大学病院は西日本でも最大規模の病床数を持つ病院であり、福岡における災害拠点病院である大学病院でもあります。災害時においては、入院患者さんなどの安全確保の向上に努めるとともに地域の災害時対応に貢献する必要があります。そのため、これからもこのような大規模な災害シュミレーション訓練を行って参ります。